ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング 感想

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『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング 』が発売されましたね。

小学校の頃から「将来の夢」が「ゲームプログラマー」だった者として購入して、少しだけ遊んでみました。

将来の夢はゲームプログラマー

僕が子供の頃は「テレビゲームはゲームプログラマーという仕事の人達が作っている」という漠然とした知識しかありませんでした。

そんな漠然とした知識で高校生までになり、プログラミングの基礎はC言語という言語で書かれていることを知り、自宅PCにコンパイル環境が構築できず困惑したのを覚えています笑

そして高校での文理選択で「ゲームプログラマーになるには理系だ」ということで理系に進み、大学で情報工学を学び、大学院にまで行かせてもらいました。

そして、いよいよ就職活動。

憧れていたテレビゲーム業界は、ソーシャルゲームの台頭でユーザ離れが進み、今振り返るとここ25年で一番の冬の時代でした。

僕はそんなテレビゲーム業界に不安感を抱いていました。

とはいえ、ここまでの十数年ゲームプログラマーという夢のために勉強してきた僕は、当時一番安定だと思っていた任天堂だけ受けることに決めました笑

完全に余談ですが、当時任天堂の会社説明会は東京・大阪だけしかなく、僕は近い方の大阪の説明会に参加しました。

そこにはメチャクチャな数の就活生がいました。

そこで、会社指定で10人ほどの就活生+社員2人で車座になって話を聞く場があったのですが、なんとそこに隣の家の同級生がいたのです!笑

小学校の頃から同級生で中学の部活も一緒、ずっとテレビゲームで遊んで仲が良かった男の子でした。

高校からは会うこともなくなっていたのですが、まさかの場所での遭遇でお互いビックリしていました笑

話を本筋に戻します。

結局任天堂には受からなかった僕は「テレビゲームは遊ぶもの、仕事にはできない」と、ゲームプログラマーの夢とは決別することになるのでした。

そして、全然関係のない業界で今週もまた死にそうになりながら、ソフトウェア技術者として今日に至るというわけです笑

ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング 感想

前置きが長くなりましたが、在りし日の僕のような「ゲームづくりに興味があるけど何から手を付けていいかさっぱり」といったお子さんにはぴったりに思いました。

難しい内容はうまく隠蔽しつつ、頭を使えるところは残して、単なる「プログラミング」ではなく「プログラミングをするゲーム」にデザインされているのがさすが任天堂といった感じでした。

まだまだ超序盤しかかじっていないのでなんともですけど、遊び進めていこと思います\(^o^)/

プログラミングに限らず子供にとっては労働は未知の内容があまりに多いので、こうした形で楽しさだけでも体験できて、就職の参考にできる仕組みがあると嬉しいですよね。

…と老婆心ながら、考えてしまいました笑